宮城・仙台アニメーショングランプリ

過去の審査結果

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宮城・仙台アニメーショングランプリ2011審査結果「自由課題」

自由課題審査結果 企画原案審査結果
グランプリ
My Way Home
作品名:My Way Home

ストーリー

今日も満員の通勤電車で帰宅する社会人。毎日見ている車窓の景色に起こるちょっとした変化。その変化に気がつくと険しい顔をしていた乗客たちはたちまちイマジネーションの世界にトリップしてしまう。それはまるで子供の思いつきのような突拍子も無い世界だった。

受賞者
藤間さちお

藤間さちお
1978年千葉県生まれ。高校卒業後イギリスへ留学しデザインを学ぶ。
帰国後、ショーデザイナーとしてウォルト・ディズニー・イマジニアリング・ジャパンに就職し現在に至る。
2007年初の作品展開催を皮切りに独自のイラストでアート活動を開始。2010年に製作した初のアニメーション作品「PEN」が“宮城・仙台アニメーショングランプリ2010”一般部門において優秀賞を受賞。


受賞者コメント

前回に引き続き素晴らしい賞をいただけたことに心より感謝いたします。
この作品の製作には才能ある人々の協力がありました。美しい楽曲で演出に花をつけてくれた方。素晴らしい編集技術で絵に命を吹き込んでくれた方。その他、作品製作に携わった全ての方々に贈られる賞でもあると信じております。
この機会を励みにして今後の活動にも精力的に取り組んでいきたいと思います。ありがとうございました。 

審査委員コメント
  • 昨年の作品「pen」がポジなら今回の作品はネガ。単純な線画で人生の哀愁漂う作品でした。今年のグランプリにふさわしい作品でした。【布川】
  • ストレスに苛まれることが普通となった現代社会の最たるストレス源「通勤」。そんな風景の中で、埋没しがちな気持ちをうまく表し、視聴後にはほのぼのとした気分が残ったのが印象的でした。【森】
  • せつなくて、温かい。いろいろあるけど、人生ってやっぱり素晴らしい。
    アニメーションならではの表現方法で、観る人の心にすっと入っていく傑作だ。【櫻井】
  • グランプリ受賞、おめでとうございます。 帰宅途中の電車から見える風景をモチーフに、大人社会のストレスを解放させる様子を描いた作品に仕上がっていました。雲の上でのトランポリンやパラシュート降下など、作品の構成がわかりやすく、和やかな作品に好感が持てました。【西浦】

優秀賞 自由課題/学生部門
CLIMBER
品名:CLIMBER

 

ストーリー

長く長く続く岩の柱があった。クライマーがその柱をひたすら登っていく。 彼ら1人1人が積み重ねの象徴である。彼らは何らかのゴールを目指して上へ登るわけではない。 登り続ける事自体が目的でありその行為にゴールは無い。


眠らせ先生!
作品名:眠らせ先生!

 

ストーリー

睡魔との戦いを描いたアニメーション。
授業中襲われる心地よい睡魔に必死に対抗しようとする学生と
眠気を生み出し続ける先生の話。

受賞者
野中 晶史

野中 晶史
1985年生まれ。
2010年東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。
現在はflashクリエーターとして活動中。


受賞者コメント

この度は素晴らしい賞をありがとうございます。
CLIMBERと眠らせ先生!はそれぞれタイプの異なる作品ではありますが、どちらも自分らしさを表現できたモノだと考えています。まだまだ未熟なところだらけの作品ですが、今回その2作品共に賞をいただく事ができとても嬉しく思っております。
ありがとうございました。

審査委員コメント

「CLIMBER」

  • ダイナミックなエネルギーを感じる作品です。彼の才能とこれからの可能性を楽しみにしています。【布川】
  • アニメーションを通して登山者の力強い生命力を感じられる作品でした。 多くの登山者が達成できなかった水面下からの脱出場面では、静寂をうまく描写されていました。最後の一人が頭上の生命体にコンタクトしてからどうなったのか、続きを観てみたいですね。【西浦】

「眠らせ先生!」

  • ユーモラスな作品を描写力が素晴らしくしてます。【布川】
  • 眠らせ先生のタイトルのとおり、ユニークな作品に仕上がっており、 楽しく拝見しました。今後の御活躍を楽しみにしております。【西浦】

「2作品について」

  • 圧倒的な描画力、ストーリーのダイナミクスさで他の追随を許しませんでした。 圧巻であり、圧勝でした。一つは日常の、もう一つは抽象の、巧妙な心象描写が 冴えます。このパワーを持続し、更なる挑戦を期待します。【森】
  • 若い才能の熱い息吹を感じる2作品。枠にとらわれない作品をこれからも作り続けてほしい。【櫻井】

優秀賞 自由課題/一般部門
どろぼうの国
作品名:どろぼうの国

 

ストーリー

どろぼうの国ではすべての人がどろぼうです。欲しいものがあればみんな盗んできます。どろぼうの国ではそれが当たり前です。ある日どろぼうの国に住むノッポ帽子とカッパはそれぞれ盗みにでかけますが、出かけている間にどろぼうに入られてしまいます。盗みあうことが堂々巡りになると思った二人は解決法として”半分だけ盗む”ことを思いつきます。”半分盗む”ことは国の人々に広がり、やがては分かち合う社会になります。どろぼうの国の王様は、どろぼうの国のあり方がこれで良いのかどうかと思案に暮れるのでした。

受賞者
いのうえまさき

いのうえまさき
神奈川県津久井郡出身。山や川などの自然に囲まれた地域で育つ。
若いころから絵を描いており、学生時代は美術展などに出品する活動、サラリーマン時代は仕事の傍らで絵を描くなどのアート活動を行う。数年前より個人でアニメ作りをはじめる。


受賞者コメント

この物語の着想のきっかけは「なぜ玄関には鍵をかけるのだろう?」「許すことができれば鍵は必要ない?」と思ったことでした。「どろぼう」という社会的に評価をしにくいモチーフの作品にご評価をいただき、宮城・仙台アニメーショングランプリは独自の視点で作品選定をされていて国内でも貴重なアワードだと思いました。 今回はこのような栄誉あるご評価をいただき大変ありがとうございます。今後も魅力ある物語、アニメを作れるよう、奢らずに尽力してゆきたいと思います。

審査委員コメント
  • 大変アイデアゆたかで微笑ましい作品で好感持てました。【布川】
  • ううむ、とつい唸ってしまいます。果たして、作者はどんなメッセージを伝えようとしているのか。ああでもない、こうでもないと、知らぬ間にその世界観の中に取り込まれてしまう不思議な力を持っています。【森】
  • なんとも言えない独特な魅力を持った作品だ。一度観たら頭から離れない作画とナレーション。観た人それぞれが視聴後に感じる見解が違いそうなところも面白い。【櫻井】
  • タイトルや状況に応じたナレーション、音楽、キャラクターの会話が見る者をひきつける作品でした。作者が意図した通り、内容がシンプルでわかりやすい反面、視聴者に疑問や問題解決のあり方を問いかけたのではないでしょうか。物語後半の表現ですが、「半分ずつ交換する」と読み替えるとわかりやすいですね。【西浦】

審査委員長特別賞 自由課題/一般部門
雨の休日
作品名:雨の休日

 

ストーリー

せっかくの休日なのに、あいにくの雨。
些細なことで妻と喧嘩。
居場所がなくなりやむをえず外へ出た夫は、道端で死んだヤモリを見つける・・・

受賞者
金子 修

金子 修
1980年 埼玉県生まれ。東京都在住人形劇団、テレビ番組制作会社を経て、2008年からアニメーション制作を開始。テレビ、イベントなどの映像を手がけ、映画祭、アニメーションコンテストなどで上映・受賞多数。


受賞者コメント

雨の日に道端で死んでいる<ヤモリ>を見て、この話を作りました。半分ぐらい実話です。とても地味な作品ですが、内容に共感してくれた皆様に深く感謝いたします。

審査委員コメント
  • 作画力、映像表現などプロレベルの作品です。今後の活躍を期待してます。【布川】
 

協賛

石ノ森漫画館 一般社団法人宮城県情報サービス産業協会(Miyagi Information Service Industry Association) 専門学校日本デザイナー芸術学院仙台校

主催:
宮城・仙台アニメーショングランプリ実行委員会

一般社団法人東北経済連合会 宮城県商工会議所連合会 宮城県商工会連合会 一般社団法人宮城県情報サービス産業協会 一般社団法人宮城県専修学校各種学校連合会 経済産業省東北経済産業局 仙台市 宮城県

共催:東北情報通信懇談会 

後援:経済産業省 総務省東北総合通信局 一般社団法人日本動画協会 NHK仙台放送局 TBC東北放送 KHB東日本放送 ミヤギテレビ 仙台放送 河北新報社 朝日新聞仙台総局 毎日新聞仙台支局 読売新聞東北総局 産経新聞社東北総局 日本経済新聞社仙台支局