宮城・仙台アニメーショングランプリ

過去の審査結果

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宮城・仙台アニメーショングランプリ2015審査結果(自由課題)


宮城・仙台アニメーショングランプリ2015自由課題受賞作品紹介

「グランプリ」1作品、「優秀賞」5作品の計6作品です。

グランプリ
宮城・仙台アニメーショングランプリ2015自由課題 グランプリ 『乱波』
作品名:乱波

©中島悠喜 妹尾想 曽根重千代
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ストーリー

定期的に山奥の小屋に集まり会合を開く五人の忍者。しかし一人の忍者・十蔵の訪れが遅かった。二極に分かれた忍者同士の死闘を描いた物語。

受賞者

中島 悠喜
1990年生まれ。2014年東京工芸大学アニメーション学科卒業。

受賞者コメント

私は子供の頃から強くなりたいと思っていました。強くなろうする心こそが強さなのだと思います。そんな希望を込めて絵を描きました。これからも忍者を描いた作品を作っていこうと思います。

審査委員コメント
  • 大変ユニークなテーマですが緊迫感溢れる作品で圧倒されました。今後の作品が楽しみです。【布川】
  • 冒頭の素朴な手書き風の注釈、タイトルに騙されます。朴訥としたセリフ回し素晴らしい間が、とてつもない緊張感を創りだしていきます。たった5分39秒に凝縮されたドラマに魅入ってしまいました。お見事!【森】
  • 若き才能との出会いにはいつも感動するが、まさにこの作品と作者との出会いがそうだ。アニメーション業界に輝く星に成長していただきたい。【櫻井】
  • 忍者屋敷での二手に分かれた死闘がリアルに再現されており、思わず作品の世界に引き込まれました。最後に一波乱ありますが、謀略に至るまでの結末も見ごたえがありました。【西浦】

優秀賞/一般部門
宮城・仙台アニメーショングランプリ2015自由課題 優秀賞/一般部門 『Decorations』
作品名:Decorations

©2014 Mari Miyazawa / Tokyo University of the Arts
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ストーリー

郊外のひっそりとした家の古風なキッチン。定例の晩餐会の準備が進む中、新しい命の誕生が騒動と革新を運んでくる。そして旅立ち。見送る側も、かつて自分が同じように旅立った日を思い出す。

受賞者

宮澤 真理
2014年東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。2002年から食品でアートを追求するお絵かきお弁当を発表。銀座、梅田で個展開催。2007年よりJ:COMにて食品を使ったショートアニメを公開。

受賞者コメント

素晴らしい賞をいただきとてもうれしく思っております。この作品では、ストップモーションアニメーションには不向きなクリーム状の素材をあえて使用することで、シズルが感じられる作品を目指しました。みなさんの成長と旅立ちの物語を重ねてご覧いただければうれしいです。

審査委員コメント
  • とてもお洒落で心温まるストリーです。技術的にもレベルが高い秀作です。【布川】
  • クレイの代わりの食材の、食材による、食材のための作品。ファンタジー溢れるキャラクターとコミカルなストーリーが映像から溢れだす珠玉の一編です。【森】
  • 特別な夜に、家族や友人や大切な人たちと観ていただきたい、心がほっと息をつける作品だ。【櫻井】
  • クリーム素材による緻密な表現で、クオリティの高さがうかがえました。音楽に合わせて遊び心もあり、子どもだけでなく、親子で楽しめるアニメーションですね。受賞おめでとうございました。【西浦】

優秀賞/一般部門
宮城・仙台アニメーショングランプリ2015自由課題 優秀賞/一般部門 『ボンとハレトモ~古代遺跡で大慌て~』
作品名:ボンとハレトモ~古代遺跡で大慌て~

©uwabami
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ストーリー

好奇心旺盛な少年ハレトモとその親友ボンが、新発見された古代エジプトの遺跡に潜り込み、古代エジプトの神々や兵士などと一緒に大騒動に巻き込まれる「一度では見きれないアニメーション!」

受賞者

uwabami
2010年8月、ムトウアキヒトとはらだかおるによるアートユニット結成。
仙台市のアーケードで絵を描いたことがきっかけで活動スタート。
その場の風景とともに、その場にいる人々をどんどん絵の中に描いて行き、一枚の絵に仕上げるライブペイントの進化系「キャラストレーション」や、イラスト、アニメーション制作をしています。
遊園地のような楽しい場所を作ることを目標に、常に新しい事に挑戦し続けています。

受賞者コメント

今年もすばらしい賞を頂き誠にありがとうございます!地元ですばらしい賞を取ることができて光栄です。宮城を代表するアーティストになれるよう日々挑戦していきます!!

審査委員コメント
  • 画面を分割して1シーンで映像を表現するやり方は、大変面白いアイデアです。【布川】
  • 昨年に続き、地元出身者によるユニークな画面構成による作品。スクリーンの中を、懐かしきドット・ゲームのごとく、縦横無尽に動き回る複数のキャラクターたち。そして気が付くと画面が奇妙な拡張をして、目を回す方も多いに現れるかと思います。【森】
  • ゲーム感覚で楽しめるアニメーション。1回目と2回めで、画面を観る視線がきっと変わっているはず。【櫻井】
  • 古代遺跡でのスリルある展開が灯りの使い方でうまく表現されており、また次々と場面が変わっていく独自の表現手法に面白さを感じました。【西浦】

優秀賞/学生部門
宮城・仙台アニメーショングランプリ2015自由課題 優秀賞/学生部門 『りんごごりんご~おかえりわたし~』
作品名:りんごごりんご~おかえりわたし~

©2014 KaoriTajima
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ストーリー

ある日ケンカした勢いで、かおりちゃんのほっぺから飛び出したりんごたち。
同じ境遇の元ソバカスのゴマーズ、元鼻のにんにく君と出会い…?どうなる…!
案外壮大、意外とホロリな冒険物語。

受賞者

田島 かおり
1991年埼玉県生まれ、群馬県育ち。
2014年3月多摩美術大学情報デザイン学科卒業。

受賞者コメント

この度は素晴らしい賞を誠にありがとうございます。
すごく私的で、私の大学4年生の全てを注ぎ込んだこの作品を、評価して下さった方がいることが嬉しいです。この作品には「自分を受け入れよう」という未来の私に向けたメッセージを込めました。また誰でも分かる・楽しめるを心がけたので、観てくれた方が笑顔になってくれればいいなと思います。

審査委員コメント
  • この作品を見た方はみんな思わず微笑むと思います。一人で作画も声も音楽もまさしく自作自演。【布川】

  • ふしぎな不思議な作品の世界観に、知らぬ間に引き込まれてしまう作品です。手描きの味をたっぷり活かした、でもしっかりと設計された画面構成で、たった6分とは思えないくらいの物語が展開されます。【森】

  • かわいくて、でも少しブラックで。この作品もまた日本が世界に誇る「カワイイ」文化のひとつの結晶と言えるだろう。【櫻井】 

  • りんごのキャラクターが際立っていて、その脇役キャラクターのにんにく君も良い味を出していました。ストーリー展開もわかりやすく、すっきりした作品に仕上がっていました。【西浦】


優秀賞/学生部門
宮城・仙台アニメーショングランプリ2015自由課題 優秀賞/学生部門 『欒』
作品名:欒

©Eri Kinoshita
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ストーリー

うさぎの親子は生きるため、力を合わせて餅をつく―。日本の刺繍技法「刺し子」をモチーフに、「生きる幸せ、家族愛」を表現しました。

受賞者

木下 絵李 
2014年 九州大学芸術工学部 画像設計学科 卒業
同年 東京藝術大学大学院映像研究科 アニメーション専攻 入学

受賞者コメント

この度は素晴らしい賞を授与していただき、誠にありがとうございます。家族の支え無くしては完成させられなかった作品なので、今回の受賞で家族に良い報告ができたことが、何より嬉しいです。関係者の皆様、及び本作の制作にご協力いただいた皆様に、心より感謝いたします。

審査委員コメント
  • 単純な点線で愛くるしいうさぎの動きが表現され、癒される作品です。【布川】
  • 受賞作品の中で、ダントツに短い2分という尺にも拘らず、しっかりとした視聴後の印象の作品。シンプルだけれど、動きのある映像が見る人を飽きさせません。実力がしっかりと伝わってきます。【森】
  • 月を画面に本作品を上映させてみたい。そんな夢が心に浮かんできた。【櫻井】
  • 刺し子でのアニメーションは新鮮なイメージでした。特に、うさぎから豊かな感情表現が感じられるのが良かったです。【西浦】

優秀賞/復興部門
宮城・仙台アニメーショングランプリ2015自由課題 優秀賞/復興部門 『The closet』
作品名:The closet

©2014 Satomi Maiya/Tokyo University of the Arts

ストーリー

幼い少女は生まれたばかりの妹に母親を奪われてしまったと思い、その嫉妬心から妹を暗闇の中へと隠してしまう。時間の経過と共に、少女は自分のとった行動に不安を抱き始める。

受賞者

米谷 聡美 
1990年宮城県出身。2013年東京工芸大学芸術学部アニメーション学科卒業。2015年本専攻修了。

受賞者コメント

このような賞をいただけた事を大変光栄に思います。地元宮城県でたくさんの方に見て頂ける機会を与えて下さりありがとうございます。この作品は、幼少期の記憶を元に、時折みせる子どもの行動の残酷さをテーマに制作しました。子どもの視点に注目しながら、大人にも子どもにも作品を見て楽しんで頂けると幸いです。

審査委員コメント
  • 愛にあふれた素敵なストリーをパステル調のタッチで動く絵本のような作品です。【布川】
  • パステルを用いたかわいらしい絵本のような作風。でも、ちょっぴりこわい夢のようなシーンもしっかり描いた、短編映画としても上出来な作品です。幼女の心理がとてもうまく描けているのではないかと思います。【森】
  • アニメーションとは何かを考えるとき、そのひとつの答えがこの作品にある気がしてならない。【櫻井】
  • 子どもの表情や動きがパステル画の中で表現されているのが印象的でした。子どもの視点からのスケール感もあり、見ているものをひきつける作品でした。【西浦】
 

協賛

石ノ森漫画館 一般社団法人宮城県情報サービス産業協会(Miyagi Information Service Industry Association) 専門学校日本デザイナー芸術学院仙台校

主催:
宮城・仙台アニメーショングランプリ実行委員会

一般社団法人東北経済連合会 宮城県商工会議所連合会 宮城県商工会連合会 一般社団法人宮城県情報サービス産業協会 一般社団法人宮城県専修学校各種学校連合会 経済産業省東北経済産業局 仙台市 宮城県

共催:東北情報通信懇談会 

後援:経済産業省 総務省東北総合通信局 一般社団法人日本動画協会 NHK仙台放送局 TBC東北放送 KHB東日本放送 ミヤギテレビ 仙台放送 河北新報社 朝日新聞仙台総局 毎日新聞仙台支局 読売新聞東北総局 産経新聞社東北総局 日本経済新聞社仙台支局