宮城・仙台アニメーショングランプリ

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宮城・仙台アニメーショングランプリ2016審査結果(自由課題)


宮城・仙台アニメーショングランプリ2016自由課題受賞作品紹介

「グランプリ」2作品、「優秀賞」3作品、「特別賞」1作品、「奨励賞」1組の計6作品と1組です。

グランプリ
宮城・仙台アニメーショングランプリ2015自由課題 グランプリ 『乱波』
作品名:Birth-つむぐいのち

©Child Pokke

ストーリー

3人の女性に出産体験を語ってもらい、アニメーション作家が映像化した3つの物語。
「はじめまして」安産のために毎日ウォーキングと食事制限をつづける女性についに出産の日がやってくる。夫とともに準備万端ではじまった出産はまるでジェットコースターのようにはげしいものだった。 「ありがとう」あたたかな部屋、見守る家族。ゆったりとした音楽の中繰り返される波。白い湯気の中からふわふわと浮き上がり。。
「水の中の妊婦」真夜中、女が目を覚ますとあたりは水だらけで破水した事を知る。病院へ行くも生まれる気配無く、四苦八苦。遂に陣痛がきたが、、

受賞者

若見 ありさ
アニメーション作家。赤ちゃんをコマ撮りした「blessing」や砂絵アニメーション作品を制作。こども達が監督になる工作アニメーションワークショップや貝や羊毛など様々な素材を用いたワークショップを美術館や児童館等で取りくんでいる。Child Pokke代表。

荒井知恵
手描きアニメーター、イラストレーター。アニメーションプロダクションに勤務後、2002年よりフリーランス。仕事の傍ら、フリップブック、絵本、映像等を気ままに製作、発表を続ける。(http://a-nonki.net)

こぐまあつこ
アニメーション作家。徳島県生まれ。グラフィックデザイナーを経て、アニメーションの世界に入る。99年よりフリーランス。現在は、主にTV-CM、ビデオなどのアニメーションの企画・演出・制作を多彩な技法で手掛ける。その他に、人形制作・イラストレーションなどでも活躍。仕事以外の活動では、子ども達を対象にしたワークショップ・講演など、アニメーション芸術の普及、振興に勤めている。

受賞者コメント

この度は素晴らしい賞をいただきありがとうございます。「Birth-つむぐいのち」は出産体験を語ってもらい、それを元に映像化したオムニバスドキュメンタリー作品です。実写での出産ドキュメンタリーと違い、子どもも安心して観られるようにアニメーションで表現しています。命を産み出す行為が誰にとっても希望的なものであるように願い制作しました。

審査委員コメント
  • 実写では取上げづらい出産シーンという題材をアニメーションならではの手法で見事、感動的に表現しました。多くの人に観てもらいたい作品です。【布川】
  • 男性ばかりの審査員を唸らせたインパクトはすさまじいものでした。企画の視点、メッセージ、そしてアニメーションという表現との相性という点で、非常にユニークかつ完成度の高い作品に仕上がっています。【森】
  • グランプリ受賞、おめでとうございます。それぞれの作品が「誕生」をテーマにストーリー展開され、物語に引き込まれる作品でした。テーマ設定とストーリー展開がうまく工夫されている作品だった点を評価します。今後の作品を期待しています。【西浦】

グランプリ
宮城・仙台アニメーショングランプリ2015自由課題 優秀賞/一般部門 『Decorations』
作品名:東北東、十七の空

©2015 Kota Ishikawa
この作品を見る(YouTubeへリンク)

ストーリー

水澤弘史はこの夏閉校することが決まった七郷高校の2年生。
ある日の深夜、休み中の課題を片付けていた水澤は部屋の窓から
オレンジ色の空飛ぶ光を目撃してしまう。翌日、親友の広瀬彰と浅川涼に光の事を話し、
正体を追うべく動き出すが・・・・・・。

受賞者

石川 耕大
1993年 宮城県生まれ。
2015年 武蔵野美術大学造形学部映像学科 卒業。
同年、ICAF2015にて短編アニメ作品「東北東、十七の空」を上映。
劇場アニメやTVアニメの美術スタッフの経験を経て、現在は自身の映像やイラストなどの作品を制作しています。

受賞者コメント

作曲家の方や声優の方々、音響や仕上げをしてくれた友人たちとやってきたことが、こうして評価していただける機会に繋がったことがとても嬉しいです。ありがとうございました。
この作品はSF青春群像劇です。ワクワクする要素を詰め込み、且つドラマのある作品を作ろうと思い制作しました。ノスタルジックな空気も織りいれていますので、どこか懐かしいような、少し切ないような気分にさせてくれる作品になっていると思います。

審査委員コメント
  • 驚きは15分余りの作品を脚本、絵コンテ、作画、美術と主要な作業をほとんど一人で制作した事。作品への情熱を感じた作品です。【布川】
  • 一人でここまで完成させたのは、素晴らしい! まだまだ洗練の余地はありますが、情緒性の表現・演出は達人の域に達しているのではないかという印象を受けました。更なる挑戦に期待したいと思います。【森】
  • グランプリ受賞、おめでとうございます。夏の夜空が美しく表現されていたのが印象的でした。また、3人のキャラクターに個性をもたせ、ちょっとした仕草や表情から話が読み取れるような工夫もあり、楽しくも切ない別れの瞬間を感じ取ることができました。今後の飛躍を期待しています。【西浦】

優秀賞/一般部門
宮城・仙台アニメーショングランプリ2015自由課題 優秀賞/一般部門 『ボンとハレトモ~古代遺跡で大慌て~』
作品名:かたすみの鱗

©2015 Megumi Ishitani/Tokyo University of the Arts

ストーリー

頭の片隅で鱗が光り、記憶の発掘を始める。迷子になった博物館で出会った館長は、どんな人だったろう。スタッフ(監督:石谷恵 音響:滝野ますみ 音楽:林そよか プロデューサー:岡本美津子) キャスト(上野瞳:太田梨香子 鈴木宗治郎:沢口真生)

受賞者

石谷 恵
1991年兵庫県生まれ。2013年東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業。2015年東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。現在、東映アニメーション株式会社 演出助手。

受賞者コメント

此の度はこのような賞を頂きまして、大変嬉しく存じます。ありがとうございます。昔から自分の恐竜に対する認識と他の方の認識にズレがあるように感じていました。そのズレをどう人に伝えられるかと考え、この作品を制作しました。少しでも感じて頂ければ幸いです。

審査委員コメント
  • 手描きの淡いタッチが恐竜というイメージをソフトにしました。
    テクニカル的にも優れた作品です。ラストシーンが微笑ましい。【布川】
  • 紙と鉛筆の質感がとてもよく活かされた画には、観るものを作品内部へと引き込こむ力を持っています。物語として完結したアニメーション固有の魅力が際立った作品に仕上がっており、次なる作品への期待が膨らみます。【森】
  • 優秀賞、おめでとうございます。この作品は、時代を経て発掘された恐竜を鉛筆画の濃淡を中心に表現していたのが印象的でした。そのためか、作品全体が優しい雰囲気に包まれており、最後まで気持ちよく視聴することができました。【西浦】

優秀賞/一般部門
宮城・仙台アニメーショングランプリ2015自由課題 優秀賞/学生部門 『りんごごりんご~おかえりわたし~』
作品名:堀川出水入る

©Yosuke Tani
この作品を見る(YouTubeへリンク)

ストーリー

とあるイキモノが散歩していると、石像に出会い、その石像にいじわるをする。そのことが他のイキモノに伝わり、広まっていく。しかしこの噂話が悲劇を招いてしまう、愛らしい寓話。

監督 : 谷 耀介
キャラクター原案 : 播磨 智菜美
キャスト : 西田 留実

受賞者

谷 耀介
1992年生まれ。2015年 立命館大学 映像学部卒業。学部で映像制作やメディア産業について学ぶ。その傍らアトリエロジュエにてデッサンを学ぶ。

受賞者コメント

可愛くもあり、しかしおっかなくもある、変なキャラクター達がたくさん出てきます。可畏き物<かしこきもの>にであったような不思議な感覚を持っていただければ幸いです。

審査委員コメント
  • 台詞を擬音で表現したのが面白いですし成功しています。
    ストーリーも愛らしくとても癒される作品になっています。【布川】
  • 見たことのある懐かしそうな、でもどこかが違う街と世界と、キャラクターたちが織り成す物語は、摩訶不思議な印象を見るものに与えます。さて、最後、何かはぐらかされたような不思議な気分になるのも、計算のうちなんでしょうか。【森】
  • 優秀賞、おめでとうございます。京都の街並みがうまく表現されており、懐かしさを感じました。ストーリーに一工夫されると、視聴者を引き込むことができると思いました。【西浦】

優秀賞/復興部門
宮城・仙台アニメーショングランプリ2015自由課題 優秀賞/学生部門 『欒』
作品名:Colorful Lady

©2015 Atsushi Ikeda/Studio I.F.S
この作品を見る(YouTubeへリンク)

ストーリー

女性の気分は未知なるもので不安定でつかみどころがなく、そして魅力的である。 様々なカラー(気分)が混ざり合うカラフルな魅力を武器に恋に落ち、男性と共に生きる。 そんな女性のかわいらしさ、力強さ、大胆さ、そして大きな優しさをカラフルな世界で表現したアニメーションです。

受賞者

池田 篤史 
1979年宮城県仙台市出身。
デジタルハリウッドにて3DCGを学び、卒業後CG制作会社ワイルドグースに入社。
CG・映像制作全般を経験し2008年に退社。
その後、アニメーション制作をメインとたフリーCGクリエイターとして活動している。

受賞者コメント

この度はこのような素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます。
地元の方々が楽しめる、そしてより元気になるようなアニメーションをこれからも作り続けます!

審査委員コメント
  • とてもカラフルな映像で、どこかのCFのような作品です。
    音楽と動きがうまく絡み合ってテンポが良く、心地よさを感じさせる出来になっています。【布川】
  • テンポのいい演出が見事に音楽とシンクロし、小気味良い印象を残します。作品としてのメッセージ性が弱いのがちょっと難点ではありますが、技術力の高さが際立って、観るものを飽きさせません。【森】
  • 軽快な音楽、作品のタイトルにある通りカラフルなネオン色が印象に残る作品でした。これからの作品作りに活かされることを期待しています。【西浦】

特別賞/一般部門
宮城・仙台アニメーショングランプリ2015自由課題 優秀賞/復興部門 『The closet』
作品名:New

©arima shouta

ストーリー

黒くよどんだ深海で灯台クジラは不思議な生き物に出会うことになる。

それは誰も見たことがない新種の生き物だった。
果たして灯台クジラの目的とは。

不思議な生き物「New」がお届けする命の物語。

受賞者

有馬 將太 
CGデザイナーとして働きつつ自主制作アニメを制作。
前作「国旗まん」は宮城仙台アニメーショングランプリでグランプリを受賞するなど、国内でいくつかの賞を頂きました。

受賞者コメント

世界中の人に見てもらえるようにセリフはつけていません。
技術的には誇れるものではありませんが、見た人の胸に届くようにと心を込めて作りました。
僕が作った物語を見ることで、少しでもみなさんの気持ちがほっこりしますように。

審査委員コメント
  • ストーリーの発想が面白く、大変愉快な作品です。ラストシーンは思わず微笑みます。 キャラクターも独創的で面白く感じました。【布川】
  • ユニークな描写の中で、最後はほろりとさせるストーリー展開は、手練れた印象を残します。しかして、「『new』というタイトルはちょっと…」と思ったんですが、最終的にはそういう意味だったのねとわかるのですが、もう少しヒネリのあるタイトルにはできないものかと。【森】
  • 特別賞、おめでとうございます。なごみ系のキャラクタが良い味を出していました。加えて、セリフがないにもかかわらず、ストーリーが良くわかる作品に仕上がっており、子どもも大人も十分に楽しめる作品だと思います。【西浦】

奨励賞/復興部門
宮城・仙台アニメーショングランプリ2015自由課題 優秀賞/復興部門 『The closet』
作品名:
「LATE GIRL」
「ENCOUNTER SPACE」
「ロボットお兄対まじかる愚妹」
「ブレイズ」

「LATE GIRL」©日本デザイナー芸術学院仙台校アニメキャラクター科 「ENCOUNTER SPACE」©渡辺優奈 「ロボットお兄対まじかる愚妹」©佐藤拓哉 「ブレイズ」©渋谷佳樹

受賞者

日本デザイナー芸術学院仙台校アニメキャラクター科
「LATE GIRL」はアニメキャラクター科2年生全員による合同制作作品で、文化祭での上映を目的に制作したアニメーションです。「ENCOUNTER SPACE」「ロボットお兄対まじかる愚妹」「ブレイズ」の3作品は卒業制作としてそれぞれが企画から音入れ・編集まで一人で全ての工程を手掛けており合同制作と同時進行の厳しいスケジュールの中、作り上げた作品です。

作品

「LATE GIRL」この作品を見る(YouTubeへリンク)
「ENCOUNTER SPACE」この作品を見る(YouTubeへリンク)
「ロボットお兄対まじかる愚妹」この作品を見る(YouTubeへリンク)
「ブレイズ」この作品を見る(YouTubeへリンク)

受賞者コメント

アニメキャラクター科では今まで各自でアニメーションを制作していた為、全員で一つの作品を制作したことがありませんでした。そして今回からアニメキャラクター科では合同で作品を制作をするという初めての試みに挑戦しました。今まで1人での制作でやっていたので、最初は足並みが揃わないこともありましが、作業に慣れていくことにより次第にまとまりが出て作品を完成させることができました。

審査委員コメント
  • 今回の奨励賞は個人ではなく、専門校の団体に贈ります。
    先輩たちの作品を見習い独創的なアーテストを目指して頑張ってください。【布川】
  • 若い才能の可能性を垣間見せる作品が集まりました。更なる研鑽を重ねて、素晴らしい表現者としてご活躍されることを願ってやみません。【森】
  • テーマとストーリーが単純ゆえに、面白さを感じるところもありますが、全体的にもう一工夫されると、誰でも楽しめる作品になると思います。今後の頑張りに期待しています。【西浦】
 

協賛

石ノ森漫画館 一般社団法人宮城県情報サービス産業協会(Miyagi Information Service Industry Association) 専門学校日本デザイナー芸術学院仙台校

主催:
宮城・仙台アニメーショングランプリ実行委員会

一般社団法人東北経済連合会 宮城県商工会議所連合会 宮城県商工会連合会 一般社団法人宮城県情報サービス産業協会 一般社団法人宮城県専修学校各種学校連合会 経済産業省東北経済産業局 仙台市 宮城県

共催:東北情報通信懇談会 

後援:経済産業省 総務省東北総合通信局 一般社団法人日本動画協会 NHK仙台放送局 TBC東北放送 KHB東日本放送 ミヤギテレビ 仙台放送 河北新報社 朝日新聞仙台総局 毎日新聞仙台支局 読売新聞東北総局 産経新聞社東北総局 日本経済新聞社仙台支局